グロインペイン/鼠径部(そけい)部痛症候群 股関節が痛い 運動傷害 トレーニング紹介

フィジカルコーチをしている秋山拓実です。

このページは日頃から健康運動に取り組まれているかたや、スポーツ競技をされている方へ向けた情報を発信しています。

グロインペイン症候群について

冬の季節は気温も低くなり筋温もなかなか温まらない、練習や試合前のウォーミングアップの重要性を再認識します。

筋肉が硬い状態で動き出すと筋肉の炎症が起こりやすくなります。

今回はサッカー・ラグビー・陸上などの競技に多いグロインペイン(鼠径部痛症候群)について書いていきます。

症候群(シンドローム)とは同時に起こる一連の症候の事をいい、腰痛や肩コリが病名ではないようにグロインペインは股関節周り、内転筋群に関係した痛みを総称していいます。

高校サッカーのフィジカルトレーナーのお仕事をさせていただいておりますが、来年度の新チームに向けてフィジカル強化の時期に入っています。

ボールを使う練習に加えて、基礎体力の向上を目的とした練習があり、必然的に運動強度も上がります。

高強度の練習に慢性的な疲労も加わり障害の発生する確率が高くなります。

症状

股関節周囲の筋と骨

選手からは「腿(もも)の内側が痛い」「脚の付け根が痛い」という症状を訴えます。

診断は医師にしかできませんが…練習後のケアや再発防止への身体の使い方や、筋強化が大切になると思います。

痛みが出る鼠径部をみると、内転筋群は脚を閉じる動作(股関節内転)や膝を持ち上げる動作(股関節屈曲)を主に行います。

内転筋群(恥骨筋・短内転筋・長内転筋)が恥骨結合に集中して付着しているのがわかる。

筋肉の収縮により付着部分から剥がれるような力が加わります。

大腿四頭筋のような面積の大きな筋肉は負担を分散させることができ、過負荷でも「肉離れ」という症状で筋腹に傷害が生じる。

内転筋群は細く、形状は膜状なので付着部への負担が大きい。

グロインペイン症候群の対策

グロインペイン症候群の予防として3つの要素があります。

  1. 筋や関節の柔軟性/可動性
  2. 骨盤を支える筋力/安定性
  3. 体幹と下肢の動きが効果的に連動すること/協調性

以上の要素を具体的なトレーニングで紹介します。

【ツイストクランチ】
骨盤を支点に上肢と下肢を持ち上げる。
股関節と脊柱の可動性を高め、全身の連動した動きを狙う。

ツイストクランチ

【バード&ドック】
上肢と下肢を重力と拮抗するように持ち上げる。
脊柱の動きに手と足を合わせていく。

バード&ドック

【サイドブリッヂ&サイドキック】
体幹と股関節のスタビリティー。
足の動きを分離できるように体の安定性を高める

サイドブリッヂ&サイドキック

【プランク&ショルダータッチ】
体幹と股関節のスタビリティー。
手と足で地面を押し、手と足をリズムよく地面から離す。

プランク&ショルダータッチ

まとめ

鼠径部の痛みがある場合、トレーニングをしながら完治を待つより、治癒力を高めるために運動を休むことをおすすめします。

治癒力を高める為に治療院での治療することも必要です。

痛みがなくなってから、再発防止に向けてトレーニングしていきましょう。

投稿者: フィジカルコーチ 秋山 拓実

フィジカルコーチがフィットネスとスポーツの情報を発信! 「日本が運動で活気づく!」を仕事にしています! 健康運動指導士/NSCA CSCS/産業心理カウンセラー

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